猪村浩之 テノール

 

武蔵野音楽大学声楽学科卒業、及び同大学院修了。第32回イタリア声楽コンコルソ入選。1999年よりイタリアに留学。ミラノ音楽院にて研鑽を積む。ヴィッラ劇場(ミラノ)にて

モーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」のフェランド役にてイタリア・オペラデビュー。また、ロゼートゥム劇場のオーディションに合格。帰国後は、藤沢市民オペラ、オッフェンバック「地獄のオルフェ」プルトン役、プッチーニ「トゥーランドット」パン役、音楽ドラマ「シューベルト(元宝塚 姿月あさと主演)」シュパウン役に抜擢される。また2005年7月に新国立劇場にて「ジャンニ・スキッキ」で二期会オペラデビュー。これまでオペラでは、2011年杉並公会堂開館5周年記念オペラ「椿姫」にてアルフレードにて出演。その他「魔笛」タミーノ、「愛の妙薬」ネモリーノ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッド「道化師」ベッペにて出演。オペレッタでは「こうもり」アルフレード、「伯爵令嬢マリッツァ」タシロなど出演。平井秀明作曲「小町百年の恋」高橋虫麻呂・深草少将(東京初演)では「音楽現代」誌にて絶賛される。また、新宿オペレッタ劇場で「小公爵」(日本初演)ラウル公爵にて好評を博す。コンサートでは、2003年北九州国際音楽祭出演や、2011年新宿文化センター主催、ニューイヤーオペレッタコンサートにて、東京フィルハーモニー交響楽団と共演する。ベートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」「戴冠ミサ」、ドヴォルザーク「スタバトマーテル」、バッハ「マニフィカート」などのソリストとして出演する。また子供向けコンサートにも積極的に参加し、ソニーミュージック主催「concert for kid’s」などにも出演。第17回モンカリエーリ国際声楽コンクール第二位、第2回ブラームス国際声楽コンクール第二位受賞。二期会会員。

ジャンルを超えたクロスオーバーグループ、The clapp'sのメンバーとしても活動している。

また昨年、世界遺産の高野山遍照尊院、本堂にクラシック&ジャズ 祈りの融合コンサートに参加し好評を得る。

 

イタリアのカンツォーネを収録した、デビューCDPer Te」をリリース、Amazonにて発売中。